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『コミュニスト・デモクラット』第115号(2025年6月10日発行)

コミュニスト・デモクラット』第115号 2025年6月10日発行 目次(全56ページ)■米=イスラエルの「援助大虐殺」糾弾 ガザ封鎖打破行動に連帯しよう ■消費税大幅減税を 5%から廃止へ進め 軍事費を大幅削減し困窮する人民に回せ ■《主張》対独反ファシズム戦争勝利80週年にあたって ■(解説)トランプ世界関税戦争と国際的階級闘争 ■連日取り組まれるパレスチナ連帯行動 ■反戦平和運動  ・(沖縄か...
パレスチナ連帯

米=イスラエルの「援助大虐殺」を糾弾する  
ガザ占領=封鎖を中止し、支援物資を搬入せよ  
ガザ封鎖打破の世界大行進に連帯しよう

「自由船団」活動家を即時釈放せよ ガザ封鎖打破へ世界から集結 ガザを飢餓から救うことが目下のパレスチナ連帯運動の最大の焦点に浮上している。3つの運動が連携してガザに向かっている。一つは、ガザに直接支援物資を届ける自由船団=支援物資を乗せた非武装の人道支援船マドレーン号である。これには、グレタ・トゥーンベリさんはじめ7ヵ国の活動家12人が乗り込んでいる。ところがイスラエルは6月9日朝、これを公海上で...
国内政治

消費税大幅減税を 5%から廃止へ進め
軍事費を大幅削減し、困窮する人民に回せ

軍事費削減を争点にせよ 「聖域化」するな 国会の現状は惨憺たる有様だ。最大の問題は軍事費削減問題であるべきだった。ところが立民ら野党は全く争点にしなかった。最重要の「企業・団体献金廃止」も与党の反対を突き崩せない。自公政権が30年ぶりに衆院で過半数を割ったにもかかわらず、予算・法案審議で、与党を追い詰めるのではなく、与党化を競い合い、まるで「大連立」が実現したかの如き様相を呈した。 「対中戦争をや...
私たちの主張

【主張】対独反ファシズム戦争勝利80周年にあたって

○米主導の帝国主義的「三正面戦争」に反対しよう○社会主義中国主導の多国間主義秩序を支持する[1]ナチス打倒80周年をめぐる対立先鋭化――中ロ主導の反米・反帝・平和か、米・西側の戦争策動か(1)反米・反帝・民族解放闘争の平和進歩勢力がモスクワに結集 ナチス・ドイツ打倒80周年の5月8日は、戦争と平和をめぐる国際的対決の最大の集中点となった。 モスクワの大祖国戦争勝利80周年記念式典には、ロシアと中国...
資本主義経済

[解説]トランプ世界関税戦争と国際的階級闘争

トランプの世界関税戦争は、米帝国主義の一極覇権の歴史的没落とドル・金融覇権の終焉を加速し始めた。トランプの米帝一極覇権復活の荒療治が、逆に没落を加速する結果になっている。まさしく歴史の弁証法だ。 われわれは、レーニン以来の国際情勢論に基づき、主な国際的「4大矛盾」、つまり①社会主義と資本主義の体制間矛盾、②帝国主義と新興・途上諸国との矛盾、③帝国主義間矛盾、④帝国主義国内の階級矛盾の観点から考えて...
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