『コミュニスト・デモクラット』第111号(2024年10月10日発行)
■石破新政権と闘おう!対中戦争準備、改憲、増税・切り捨て、原発再稼働を許すな ■イスラエルのレバノン侵略・大虐殺糾弾 ■パレスチナ特集
■《主張》パレスチナ連帯を反帝・反植民地闘争として闘おう!■民間人虐殺が柱の「ダヒヤ・ドクトリン」■虐殺の1年、抵抗の1年~レバノンから手を引け!イランと戦争するな!
【主張】パレスチナ連帯を反帝・反植民地闘争として闘おう
[1]パレスチナの抵抗勢力・人民の不屈の闘いの1年 米=イスラエルのレバノン侵略、イラン・中東戦争への拡大を許すな 米=イスラエル帝国主義は遂に、レバノン・ヒズボラに全面戦争を仕掛けた(参照:イスラエルのレバノン侵略・大虐殺糾弾 )。パレスチナ抵抗勢力、「抵抗の枢軸」の闘争もまた、これら地域全域での抵抗闘争という新たな段階に入った。イランは10月2日、イスラエルに対し軍事基地を標的とする数百発の...
石破新政権と闘おう!
対中戦争準備、改憲、増税・切り捨て、原発再稼働を許すな
能登の復興支援は後回し 党利党略の解散・総選挙 石破新政権は、戦後最短のわずか8日で衆議院を解散し、10月27日投開票の総選挙に打って出た。石破首相は、「予算委員会で論戦して解散」「政治資金不記載議員の公認は徹底議論」「選択的夫婦別姓」「原発ゼロ」等、自民党総裁選での約束をすべてかなぐり捨てた。新政権発足の「刷新感」で少しでも支持率が上昇した機会を利用して裏金問題、統一教会問題等に関係した議員の...
虐殺の1年、抵抗の1年
レバノンから手を引け!イランと戦争するな!
全世界で米=イスラエル糾弾、パレスチナ連帯の声広がる
米国 10月5日、全世界で米=イスラエルの虐殺を糾弾し、パレスチナの抵抗勢力と人民の抵抗の1年を称え、これと連帯する行動が行われた。 米国では、「ANSWER連合」「パレスチナ青年連合」やパレスチナ・アラブ関係諸団体が、ホワイトハウス近くで「虐殺の1年、抵抗の1年」とする数千人のデモ行進を行った。参加者は、イスラエルの虐殺戦争への米国の加担・共謀を糾弾し、米=イスラエルがレバノンばかりかイランに...
米帝「三正面戦争」の戦争構造を暴く(連載その2)
戦争で暴利を貪る米国の軍産・核・金融複合体
本紙前号の連載その1(米帝「三正面戦争」と戦争構造を暴く(その1) 超巨額な軍事費:米軍産複合体の異常な膨張の源泉)では、軍産複合体、軍事産業の売り上げと利益の最大の源泉である米国の超巨額の軍事費を明らかにした。今回は、軍産複合体そのものを取り上げ、その全体像を暴露する。 軍産複合体の中核をなす軍需独占体は「独占資本」であり、それらを所有するのが「金融資本」である。マルクスが『資本論』で解明したよ...
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