
2023年小学校教科書採択
来年の中学校採択に向けて採択の民主化を闘いとろう!
2023年4月から、2024年度使用の小学校教科書採択が始まっている。7月後半から8月にかけて、各地の教育委員会議で続々と教科書の採択が行われており、大阪でもすでに半数以上の教科書が決まった。残る教育委員会議の傍聴を呼びかけるとともに、採択後に情報公開を行い、政治介入によって採択がゆがめられていないかどうか、採択の透明性は保障されていたかどうか、詳細な分析を行うことを呼びかけたい。政府見解を書かせ...

ペルー:反革命クーデター政権の打倒へ
カスティージョ復権を求め人民がリマへ大行進米軍の介入・干渉を許すな
ペルーのクーデター政権を支えるために約1100人の米軍部隊が新たに投入されている。ボルアルテ政権と議会が5月に承認して6月はじめから進駐し始めた。さらに6月15日には、ボルアルテが早期選挙を否定して26年の任期満了まで統治すると宣言した。それに対して人民の怒りが再び爆発し、全国から首都リマへ人民が結集する「第3次リマ奪取(占拠)」の全国行動(7月19日)が提起され、独立記念日の7月28日まで10日...

「中国貧困撲滅の闘い」(その1)
習近平の「貧困脱却」戦略 もう一つの「革命」
農村の経済的・政治的・大衆的基盤を同時に復活弱体化し崩壊した党組織の再建に成功シリーズ「中国:貧困撲滅の闘い」にあたって 社会主義中国における貧困撲滅の闘いについて、シリーズで紹介する。 2020年末、中国は絶対的貧困を克服した。農村の貧困層9899万人が貧困から脱却し、832の貧困県、12万8000の貧困村が貧困リストから消えた。1978年の「改革開放」以来、40年余をかけて念願の貧困脱却を実現...

【シリーズ反中・嫌中・戦争プロパガンダ批判】
中国がキューバに米国を盗聴する施設を建設?!
そもそもキューバに軍事基地を持っているのは米国だ
米国こそ、グアンタナモ基地を撤去すべきだ
米国は、米中関係に何らかの動きがある時、必ずプロパガンダを流す。ブリンケンが以前予定した訪中前には、中国「スパイ気球事件」をでっち上げ、訪中を拒否された。だが、5ヶ月後、ペンタゴンは「実は情報を収集しなかった」と訂正(注1)。さらに6月19、20日の訪中前には、中国がキューバに「スパイ施設」建設を目論んでいるとのプロパガンダをでっち上げた。しかし、現在の中国に、米国本土近辺に「スパイ施設」を置かね...

【104号主張】ヴィリニュス首脳会議
対中・対露・対途上国の侵略同盟NATOに反対しよう
アジア太平洋のNATO化反対! 岸田政権はNATO参加をやめよ
侵略同盟拡大を宣言したヴィリニュス会議――NATOを解体するときが来た!(1)ヴィリニュス会議の2つのテーマ。対ロシア戦争の徹底抗戦とNATOグローバル化 今年のNATO(北大西洋条約機構)首脳会談が7月11~12日、ロシアとベラルーシを挑発するかのように、近接するリトアニアの首都ヴィリニュスで開かれた。加盟31ヵ国に加え、スウェーデンとウクライナ、グローバルパートナー4国(日本、韓国、オーストラ...