『コミュニスト・デモクラット』104号(2023年8月10日)
■米・仏・NATOはニジェールに軍事介入するな ■福島汚染水の海洋放出に反対・IAEA報告書は汚染水放出を「正当化」していない ■健康保険証廃止阻止!「資格確認書」にも反対 ・健康保険証廃止方針撤回! マイナンバー制度を廃止させよう! ・国家と企業による個人情報の収集・利用・統制を狙うマイナンバー制度 ・公教育破壊の「教育DX」計画を止めよう■岸田政権は「サラリーマン増税」を断念せよ ■ 対中...
ニジェール政変 米・仏・NATOは軍事介入をやめよ
仏米帝国主義の資源略奪を許すな
7月26日、ニジェールで軍事クーデターが起こった。バズム元大統領は解任・拘束され、クーデターを率いた大統領警護隊長のチアニ将軍が国家元首に就任し、祖国防衛全国評議会(CNSP)が新政権を樹立した。仏米の資源略奪と植民地支配に反対する反仏・反米・反植民地主義的性格を持つ進歩的なものだ。バズムは、隣国マリから追放された仏軍を招き入れ、仏の資源略奪を認め、これに抗議する人民運動を弾圧する傀儡であった。新...
2023年小学校教科書採択
来年の中学校採択に向けて採択の民主化を闘いとろう!
2023年4月から、2024年度使用の小学校教科書採択が始まっている。7月後半から8月にかけて、各地の教育委員会議で続々と教科書の採択が行われており、大阪でもすでに半数以上の教科書が決まった。残る教育委員会議の傍聴を呼びかけるとともに、採択後に情報公開を行い、政治介入によって採択がゆがめられていないかどうか、採択の透明性は保障されていたかどうか、詳細な分析を行うことを呼びかけたい。 政府見解を書か...
ペルー:反革命クーデター政権の打倒へ
カスティージョ復権を求め人民がリマへ大行進米軍の介入・干渉を許すな
ペルーのクーデター政権を支えるために約1100人の米軍部隊が新たに投入されている。ボルアルテ政権と議会が5月に承認して6月はじめから進駐し始めた。さらに6月15日には、ボルアルテが早期選挙を否定して26年の任期満了まで統治すると宣言した。それに対して人民の怒りが再び爆発し、全国から首都リマへ人民が結集する「第3次リマ奪取(占拠)」の全国行動(7月19日)が提起され、独立記念日の7月28日まで10日...
「中国貧困撲滅の闘い」(その1)
習近平の「貧困脱却」戦略 もう一つの「革命」
農村の経済的・政治的・大衆的基盤を同時に復活弱体化し崩壊した党組織の再建に成功 シリーズ「中国:貧困撲滅の闘い」にあたって 社会主義中国における貧困撲滅の闘いについて、シリーズで紹介する。 2020年末、中国は絶対的貧困を克服した。農村の貧困層9899万人が貧困から脱却し、832の貧困県、12万8000の貧困村が貧困リストから消えた。1978年の「改革開放」以来、40年余をかけて念願の貧困脱却を実...
タイトルとURLをコピーしました