
セイコウ・イシカワ駐日ベネズエラ大使 大阪講演
米帝の攻撃を撃退し勝利的前進「7つの変革」からコムーナ国家建設へ セイコウ・イシカワ駐日ベネズエラ大使の講演会が、大阪で3月22日に行われた。「ベネズエラは新たな段階へ ~〝7つの変革〟を踏まえた提言」と題し、「リブ・イン・ピース☆9+25」と「キューバを知る会・大阪」が主催した。90名近くの参加者が会場を埋め尽くし、『不屈の民』の演奏と合唱で大使を迎えた。大使の講演は、話の最初にマドゥーロ大統領...

ドイツ帝国主義が再び対ロシア戦争の先兵に
最大の焦点は米の中距離ミサイル配備反対
今、欧州の帝国主義支配層は異常な戦争熱に冒されている。「フランスの核の傘」や「有志連合軍」「食料備蓄」など好戦的言動が次々と飛び出している。NATO東方拡大の中で支配層が煽り建ててきた「ルッソフォビア」(ロシアは嫌いだ!ロシアは怖い!)の宣伝が平和外交への道を自ら閉ざしているのだ。

途上国収奪の定量的分析(連載その4)
ジェイソン・ヒッケル氏らの不等価交換研究(2)
生態学的不等価交換理論に依拠し、物理学的収奪から推計する
はじめに 本連載は今回で4回目である。今回も前回に続き、ジェイソン・ヒッケル氏らの研究グループによる2022年3月の共著論文を紹介する。クリスチャン・ドーニンガー、ハンスペーター・ヴィーラント、インタン・スワンディが名を連ねている。前回の分析対象が1960-2018年だったのに対し、今回は1990-2015年だ。共著者も、定量化の方法論も異なる。前回までと同様、結果だけを述べる。方法論の詳細は原文...

【主張】反ファシズム戦争勝利80周年を迎えて
○国際反米・反帝勢力と共にトランプの戦争政策と闘おう
○対中戦争ではなく、日中平和友好に前進する年にしよう
[1]トランプ政権誕生と反米・反帝・反ファシズム闘争 ―最大の任務は帝国主義侵略戦争を阻止すること―(1)トランプ政権の新たな侵略戦争と領土拡張戦略 トランプ政権はネオファシズム政権である。マスクや大富豪、銀行・投資銀行やGAFAMが雪崩を打ってトランプを支持した。トランプ政権は金融資本の権力だ。その政策は、対外的には、露骨な植民地主義的・帝国主義的拡張政策である。突如飛び出したのが「ガザ接...

トランプ「ガザ接収=民族浄化」計画を撤回させよう
米=イスラエルは交渉プロセスを妨害するな
パレスチナ人によるガザ統治の基本原則を守れ トランプ大統領は2月4日、訪米したネタニヤフ・イスラエル首相と会談し、「ガザ全住民を国外に移住させる」「米国がガザを接収する」計画を突然ぶち上げた。ガザ住民を全員追出し、強制移住させ、大量虐殺した跡地を接収・所有し、整地し、高級リゾート開発をするという。残忍、異常、吐き気のする構想だ。思いつきやでまかせではない。政権中枢で構想を練り上げ、ネタニヤフともす...