反戦平和運動

(第97号主張の疑問に答えて)
米政府・議会はなぜ「台湾有事」を仕掛けようとしているのか?
対ロ・対中を同時に進める米国の異常な戦争構造を暴く

私たちは、前号の主張「米日帝国主義の好戦性の異常な高まりと反戦運動の任務」で、「台湾有事」の現実的危険について様々な角度から論じた。2000年代に入ってから米国が侵略してきたのはアフガニスタン、イラク、リビア、シリアなど小国であった。それでも戦争は泥沼化し、敗退した。にもかかわらず、今度はロシアに加えて同時に、大国中国と戦争を構えるというのだ。米国のこの異常な侵略性、好戦性の背景にはいったい何があ...
反戦平和運動

ペロシ米下院議長の訪台を糾弾する

○「一つの中国」原則を踏みにじるな○「台湾有事」挑発を即刻中止せよバイデン政権もペロシ訪台を支持・支援。対中挑発に利用(1) 米国下院議長ナンシー・ペロシが8月2日、米空軍機で台湾に入った。「一つの中国」政策を空洞化させ、台湾独立派を鼓舞し、中国の国家分裂を煽動することが目的だった。われわれは、米国による対中内政干渉、国家分裂策動に強く抗議する。国家主権、領土主権の侵害を厳しく糾弾する。 ペロシ議...
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岸田政権は、安倍国葬の閣議決定を撤回せよ
安倍の礼賛を許すな 弔意を強制するな

7月22日、岸田内閣は、殺害された安倍元首相の国葬を、9月27日に開くことを閣議決定した。安倍の国葬は、「志半ばで不条理な死を迎えた偉大な政治家」など、既に始まっている安倍の礼賛の仕上げとなる。安倍の遺志を国家として継承することを当然とする雰囲気を作り、憲法改悪や軍事費2倍化の推進力にしようとしている。安倍という人物、安倍が代表してきた極右路線への賛美と礼賛を国民に迫ろうとしている。岸田は、それを...
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『コミュニスト・デモクラット』第97号(2022年6月10日発行)

■大阪維新は府民の声を受け止めよ カジノ誘致を断念せよ■「台湾有事」=対中戦争のための9条改憲を許すな ■「台湾有事」で沖縄を戦場にするな ・「命どぅ宝の会」が日米軍備強化に抗議声明・(沖縄現地から)再 開なった県民大行動・沖縄平和市民連絡会総会・(東京)「沖縄を再びイクサ場にするな!」■《主張》米日帝国主義の好戦性の異常な高まりと反戦運動の任務 ・人民生活犠牲で軍事費GDP比2%=5.8兆円増・...
ラテンアメリカ

ラ米カリブで高揚する反米・反帝民族解放運動
深まる社会主義中国との連帯・協力
反米・反帝のラ米カリブ統合が再活性化

4月27~30日、アルゼンチンで「ALBA運動(ALBA Movimientos)」第3回総会がおこなわれた。「ALBA運動」は、ALBA(米州ボリバル同盟)に加盟していない諸国でのALBA連帯運動として2013年に創立されたもので、さまざまな社会運動を統合し、拡大し続けている。2016年にコロンビアで第2回総会がおこなわれた後、第3回総会は、コロナのパンデミックの中で、バーチャル空間での会議では...
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