
むつ使用済み燃料中間貯蔵施設
搬出先はなく核のゴミ捨て場と化す燃料の搬入反対
中間貯蔵・乾式貯蔵による原発の延命を許すな!
青森県むつ市に建設中の原発の使用済み燃料の中間貯蔵施設(リサイクル燃料備蓄センター)について、事業者及び東電は、柏崎刈羽原発から使用済み燃料を搬入する3年間の実施計画を提示した。最初の搬入は今年7~9月と迫っている。現在、地元の合意が問題となっており、青森県、むつ市と事業者が結ぶ安全協定案について、5~6月にかけて議会等への説明・質疑が行われ、7月には県民説明会が予定されている。6月5日には市民団体と資源エネルギー庁・原子力規制庁との政府交渉が全国各地をオンラインで結んで開催された。

教科書運動:2024年中学校教科書採択
育鵬社・自由社・令和書籍を不採択に
今年4月から2025年度使用中学校教科書採択が始まった。教科書運動は、8月の教育委員会議での採択まで、教科書の内容批判と教科書アンケートの呼びかけ、教科書採択制度の民主化・透明化と政治介入の阻止を求めて運動を強めている。 2020年の教科書採択では育鵬社の全国採択率は歴史で約1%、公民で約0.5%(自由社公民は公立学校で0%)となり、全国の教科書運動が歴史的勝利を勝ち取った。今年の採択では、前回の...

封建的農奴制からの民主的解放65周年
米帝主導のチベット分離独立策動に反対する
チベット問題の歴史と真実を学ぼう
西側政府・メディアが垂れ流す「香港民主化弾圧」「ウイグル・ジェノサイド」「台湾有事」などのデマは、分離独立運動を煽り、「カラー革命」を画策する社会主義国家の分裂策動だ。チベット問題もその一つである。[1]西側が喧伝する「チベット問題」とは?[2]解放までの野蛮で残酷な政教一体の封建農奴制社会[3]新生チベット自治区の発展と貧困からの脱却

ラ米カリブはなぜ米・イスラエルを許さないのか?
――米・イスラエルによる血塗られた歴史――
コロンビアのペトロ大統領は、6月8日、イスラエルへの石炭輸出停止を決めた。同国はイスラエルの爆撃が始まった直後から虐殺を糾弾し、昨年10月に駐イスラエル大使を召喚。今年2月下旬には、イスラエルからの武器購入の停止を発表した。グスタボ・ペトロ大統領は、イスラエル軍をナチスになぞらえて、民族浄化を痛烈に批判し、今年5月1日には、メーデー集会の場で、イスラエルを「ジェノサイド政府」と糾弾し、国交断絶を表...

ニューカレドニア:カナック社会主義民族解放戦線の人民蜂起
植民地永続化を狙うフランス帝国主義
先住民カナックの民衆が蜂起 5月13日から南太平洋のニューカレドニアで、フランスに抗議する人民蜂起が起こった。そこはオーストラリアから東に1200㎞、人口27万人、四国ほどの面積のフランスの「海外領土」とされる島である。蜂起を牽引するのはカナック社会主義民族解放戦線(FLNKS)だ。 フランス植民地の永続化を図る憲法改悪の審議が、5月13日に国民議会で開始されたことが引き金となった。人々はカナック...