
ポルトガル革命50周年 (後編)
○500年の植民地支配と半世紀のファシズム支配に終止符
○米帝・西欧列強と独占資本の謀略と反革命干渉に抗して
○若手将校・兵士の軍隊運動と民衆蜂起が結合
ポルトガル革命50周年(前篇)ポルトガル革命50周年(中編) ポルトガル共産党 4月革命を率い、「未完の革命」実現に奮闘(1)ファシスト独裁政権下で不屈と英雄主義を貫く ポルトガル共産党(PCP)は、4月革命の独創性を「革命権力は存在しなくても、下からの深遠な革命的変革が起こった」、原動力を「MFA(軍隊運動)と民衆運動の同盟の独創性」だと捉えている。PCPの1965年綱領は来る革命を共産党主導の...

『コミュニスト・デモクラット』第110号(2024年8月10日発行)
■ハニヤ氏・シュクル氏暗殺糾弾 米・イスラエルは戦争を中東全体に拡大するな ■米兵の少女性暴力事件糾弾/日本政府の隠ぺいを許すな ・沖縄フラワーデモに連帯 大阪でも抗議のスタンディング■《主張》米帝国主義主導の「三正面戦争」と闘おう ・米帝「三正面戦争」と戦争構造を暴く(その1) 超巨額な軍事費:米軍産複合体の異常な膨張の源泉■連日取り組まれるパレスチナ連帯行動

ハニヤ氏暗殺糾弾、シュクル氏暗殺糾弾
米=イスラエル帝国主義の中東戦争に反対しよう
米空母の中東派兵、米軍の参戦を許すな
反米・反帝の国際反戦運動の任務は、大衆的な圧力を背景に、米=イスラエルの中東戦争への拡大に反対し、帝国主義の中東石油覇権を糾弾することであり、パレスチナ抵抗勢力と「抵抗枢軸」の民族解放戦争を支持し、世界中のパレスチナ連帯運動と協力してガザ恒久停戦、パレスチナ独立国家樹立を勝ち取ることである。さらには、岸田政権と日本帝国主義のイスラエル支持、米=イスラエルの中東戦争の黙認と容認を厳しく非難することである。

【主張】資本主義体制の危機と帝国主義戦争
米帝国主義主導の「三正面戦争」と闘おう
資本主義体制の新たな危機激化と「三正面戦争」 (1)世界で今、2つの大きな出来事が同時に起こり、ぶつかっている。一方で、米帝一極支配が急速に崩れ始め、資本主義世界体制が全面的な大混乱に陥り、体制的危機が激化している。この一極支配の維持と危機打開のために、米帝国主義は「三正面戦争」を強行している。他方で、社会主義中国が率いるBRICS・SCO(上海協力機構)などグローバル・サウス(新興・途上諸国)が...

米帝「三正面戦争」の戦争構造を暴く(連載その1)
超巨額の軍事費米軍産複合体の異常な膨張の源泉
連載にあたって 米帝国主義は異常なまでに戦争欲を高めている。ガザ大虐殺から中東全面戦争、ウクライナ戦争、対中戦争挑発と文字通り全世界で火をつけて回っている。「三正面戦争」での暴走だ。ガザ・ジェノサイドで国際的孤立を深め弱体化するイスラエルを全面支援し続ける。対ロシアでは、軍事的・経済的に苦境に陥るウクライナに最後まで戦えと武器・財政援助を継続し、ロシア領内への攻撃をそそのかす。対中国でも日本、フィ...