ラテンアメリカ

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反米・反帝の英雄チャベス 没後10年チャベスは死なず、増殖する!

今年の3月5日はチャベスが亡くなってちょうど10年にあたる。この記念すべき年をマドゥーロ大統領とベネズエラ人民は、米帝の全面封鎖をはね返しながら、かつてない前進と高揚感の中で迎えている。2022年、ベネズエラは2桁台の奇跡的な経済回復を遂げた。ハイパーインフレも沈静化している。国民議会を牛耳ってきた反革命野党も分断し、議会を奪還した。今年1月12日、マドゥーロ大統領は、国民議会で全人民への年次メッ...
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キューバ:第22回共産党・労働者党国際会議
米帝狂暴化に抗して反米・反帝で団結を訴える第22回共産党・労働者党国際会議

今会議のスローガン「私たちは団結して一層強くなる」は、特別な意味をもっている。国際情勢が、激動の真っ只中、米帝国主義の凶暴性、攻撃性が強まり世界の平和と安定への脅威が増す中で、さらに帝国主義による共産主義・進歩勢力に対する分断が図られる中で、世界の共産党と労働者党は団結を強化するための集団行動の枠組みをいかに確立して立ち向かうのか、が最大の課題となった。そのために、米帝との64年もの長期にわたる闘...
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ブラジル大統領選:決選投票でルーラ勝利 ファッショ化を阻止 クーデター策動を封じ、反帝反ネオリベ推進へ

10月30日のブラジル大統領選決選投票は、50・90%対49・10%でルーラが勝利した。僅差での勝利だった。予想通り、ボルソナロ支持者が主要都市で幹線道路を封鎖して抗議行動を行なったが、クーデターを画策していた当のボルソナロが動かなかった。否、動けなかった。なぜか? ここに現在のブラジルと世界の政治的力関係が微妙に働いている。 何よりも、投票の数字以上に、ブラジルの反ファッショ闘争が勢いを増してい...
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コロンビア:米帝のラ米カリブ支配最大の拠点で反帝・民族解放の統一戦線政権樹立

8月7日、ペトロ大統領・マルケス副大統領の就任式が行われ、コロンビア初の左翼政権が誕生した。さまざまな妨害や暗殺の危険を乗り越えての快挙である。その基本性格は、反米反帝・反ネオリベ・民族解放の統一戦線政権である。それは、コロンビアにとってだけでなくラ米カリブ全体にとっても画期的な意義をもつ。第一に、ラ米カリブにおける米帝国主義の政治的軍事的橋頭堡で、ラ米で唯一のNATOグローバル・パートナーシップ...
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ラ米カリブで高揚する反米・反帝民族解放運動
深まる社会主義中国との連帯・協力
反米・反帝のラ米カリブ統合が再活性化

4月27~30日、アルゼンチンで「ALBA運動(ALBA Movimientos)」第3回総会がおこなわれた。「ALBA運動」は、ALBA(米州ボリバル同盟)に加盟していない諸国でのALBA連帯運動として2013年に創立されたもので、さまざまな社会運動を統合し、拡大し続けている。2016年にコロンビアで第2回総会がおこなわれた後、第3回総会は、コロナのパンデミックの中で、バーチャル空間での会議では...
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