「カラー革命批判」

USAIDの犯罪を暴く(その2)
巨額の資金を親米メディア構築に投入
親米勢力育成と反米国家転覆の大衆煽動が目的 

(その1)では、USAIDが、「人権」「人道」を隠れ蓑にして、親米勢力の育成と反米国家転覆を担う国家機関であることを明らかにした。(本紙114号記事 USAIDの犯罪を暴く(その1)USAIDの「人権」「人道」援助のデマゴギーを暴く階級的目的は親米勢力の育成と反米国家転覆 )今回は、USAIDが全世界で、ジャーナリズム、各種メディア、市民団体等に、これまで何十億ドルもの資金提供(2025年は2億6...
反戦平和運動

ベトナム南部解放=民族再統一50周年を祝う
最大最強の米帝国主義を史上初めて敗北させた戦争

ベトナム戦争勝利50周年 今年の4月30日はベトナム戦争勝利の50周年である。われわれはベトナム戦争を忘れないし、許さない。この戦争を忘れ、許す者と闘う。この戦争の最大の教訓は、米帝とそれに追随する国を平和の敵、人類の敵と見なして闘うことである。  ベトナム共産党中央委員会トー・ラム書記長は、50周年に際してベトナムの党と人民の誇り、世界の人民への感謝を述べた。「ホーチミン主席の『ベトナムは一つ、...
ラテンアメリカ

CELAC首脳会議から 中国・CELACフォーラムへ
社会主義中国とラ米カリブ諸国の団結強化
-ラ米カリブの米帝覇権からの脱却を中国が支援-

トランプの世界関税戦争の狙いは、台頭する中国の貿易・経済力を懲罰的関税で破壊し、同じく中国と結合して台頭するグローバル・サウスをも抑え込むというものである。だがこの狙いとは裏腹に、中国とグローバル・サウスはその全世界的な結束を一気に強化しつつある。 5月13日、「第4回中国・CELACフォーラム」が行われた。今年は、フォーラムの10周年目にあたる。CELAC(ラテンアメリカ・カリブ諸国共同体)は、...
ラテンアメリカ

ベネズエラ国民議会選挙・州選挙
マドゥーロ与党連合圧勝
社会主義コムーナ国家へ前進

ボリバル革命与党連合の結束と圧勝 5月25日、ベネズエラで国民議会選挙と州選挙が行われ、54政党が参加した(うち与党連合はPSUV+12政党)。反政府勢力は極右がボイコットを主張し、参加した野党は3つに分裂した。(地方選挙は4年ごと、国民議会選挙は5年ごとで、今年はそれが一緒になった。市町村選挙は7月に行われる。) 昨年7月の大統領選挙で勝利したマドゥーロ大統領は、ベネズエラ社会主義統一党(PSU...
途上国収奪分析

途上国収奪の定量的分析(連載その5・完)
ギレルモ・カルチェディ、マイケル・ロバーツ氏の研究4つの経路を通じた途上国からの剰余価値収奪を解明

はじめに これまでアンドレア・リッチ氏、ジェイソン・ヒッケル氏らの不等価交換研究を紹介してきた。今回は、シリーズの最後として、ギレルモ・カルチェディ、マイケル・ロバーツ両氏の論文『現代帝国主義の経済学』を紹介する。共にマルクス主義経済学者であり、特にマイケル・ロバーツ氏は、マルクスの利潤率の傾向的低下法則の理論的・実証研究で有名である。我々も氏から学び、自身の経済恐慌論、「特殊な慢性不況論」、資本...
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