ラ米カリブで高揚する反米・反帝民族解放運動
深まる社会主義中国との連帯・協力
反米・反帝のラ米カリブ統合が再活性化
4月27~30日、アルゼンチンで「ALBA運動(ALBA Movimientos)」第3回総会がおこなわれた。「ALBA運動」は、ALBA(米州ボリバル同盟)に加盟していない諸国でのALBA連帯運動として2013年に創立されたもので、さまざまな社会運動を統合し、拡大し続けている。2016年にコロンビアで第2回総会がおこなわれた後、第3回総会は、コロナのパンデミックの中で、バーチャル空間での会議では...
【第97号主張】
米日帝国主義の好戦性の異常な高まりと反戦運動の任務
○バイデン=岸田は「台湾有事」挑発をやめよ○対中軍拡反対 軍事費倍増反対○沖縄・南西諸島・本土全体を戦場にするな 米帝一極支配復活の野望と反戦運動の基本的任務 (1) われわれは今、世界的激動のどのような位置にいるのか。――米帝国主義は、ロシアを挑発し、ウクライナ侵攻に追い込み、それを利用して軍事覇権を世界中に拡大している。ロシア軍を敗北させ、対ロ制裁でロシア経済を破綻させようとしている。NAT...
リーマンショック後も持続する日本の「特殊な慢性不況」(その2)
岸田政権の物価高=人民生活悪化政策を許すな消費税5%への大幅減税を!最低賃金の1500円早期実現! 物価高騰と人民生活防衛が7月の参院選の中心争点に躍り出た。現在終盤国会で与野党が論戦を繰り広げている。野党は現在の物価高騰ラッシュを「岸田インフレだ」とし、岸田政権の物価対策への無策を批判している。一方岸田は、現在の日本の物価は前年比2%強しか上昇していない、欧米の8%増に比べれば上昇スピードは緩や...
【第96号主張】2022春闘からメーデーに向けて
正規労働者と非正規労働者が共に闘う道を探ろう 日本労働者階級の非正規構造の劣悪化の下で
コロナ禍はリーマンショックよりさらに深刻な打撃を労働者に与えている。非正規労働者、とくに女性労働者の雇用と生活をきわめて悲惨な状態に追い込んでいる。これは重大な労働・社会問題である。にもかかわらず2008年末の「年越し派遣村」から翌年の総選挙大勝利による民主党政権の誕生というような劇的な変動は起こっていない。 春闘は本来、全労働組合が一丸となり、強力な労働組合が前面に出て闘いとった賃上げ額を全労働...
『コミュニスト・デモクラット』第96号(2022年4月10日発行)
■ 《特集1》ウクライナ戦争の即時停戦・持続的和平を ・戦争拡大・長期化をやめよ 即時停戦・和平を・戦争の元凶NATOは東方拡大を中止せよ・ネオナチによる停戦妨害を許すな・米のウクライナでの生物兵器開発・戦争反対の視点を討論■カジノの是非は府民が決める〈住民投票請求署名開始〉■岸田政権・維新行政のコロナ感染放置を許すな ■侮辱罪厳罰化の刑法改悪は廃案に ■《特集2》新自由主義とコロナ禍での労働問題...