
岸田政権はUNRWAへの資金停止を撤回せよ
米・イスラエルによる中東戦争拡大を許すな!
ICJ判決を打ち消す米・イスラエルの2つの攻撃 米・イスラエル帝国主義は、国際司法裁判所ICJによるイスラエルのジェノサイド条約違反判決を打ち消す2つの政治的・軍事的カウンター攻撃を開始した。 一つはICJ判決で高まるイスラエル批判をハマスと国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)批判に矛先を逸らせること。もう一つはイエメン、イラク、レバノン、シリアに対して軍事攻撃することだ。 どちらもイスラ...

米・イスラエルはICJの虐殺防止命令を受け入れよ
イスラエルに恒久停戦を押し付けよう
国際司法裁判所ICJは1月26日、イスラエル政府をガザ地区でのジェノサイド(大量虐殺)罪で南アフリカ共和国政府が提訴したことに対して暫定措置命令(仮処分判決)を言い渡した。南アフリカの主張が「もっともらしい」と判断し、緊急措置としてイスラエルと軍にジェノサイドの防止を命令した。ただ、暫定措置は「停戦命令」までは踏み込まなかった。しかし、命令を実行しジェノサイドを防止するには停戦するしかない。その意...

米帝、ラ米カリブで新たな巻き返し策動
アルゼンチンの階級決戦が最大の焦点に
左翼活動家が米帝の戦略的危険への警戒を呼びかける 昨年12月10日、極右のハビエル・ミレイがアルゼンチンの大統領に就任した。国内では極端な超新自由主義的反動政策を開始し、国際的にもBRICS加盟をキャンセルし、地域統合を阻止し、米帝国主義の先兵となって動き始めた。それに対して、アルゼンチン国内では労働者・人民が即座に反撃を開始し、階級闘争が先鋭化している。 ラ米カリブ地域では、2018年のメキシコ...

能登半島地震と原発:もう止めるしかない!避難できず大量の被ばくが強いられ 全ての原発を止めて活断層の再評価と再審査を!
【1】背筋が凍る…もし原発が動いていたら(1)震源に原発建設予定地があった 震源となった石川県珠洲市には珠洲原発の建設計画があった。過疎脱却を目的に1975年に計画が浮上。当初は、北陸電力・中部電力・関西電力が共同で、出力合計1000万kw級にする計画だった。1990年代には、関西電力と北陸電力が高屋地区、中部電力が寺家地区で、100万kw級の原発を2機ずつ建設する計画となった。 高屋地区、寺家地...

レーニン没後100年――連載にあたって
○レーニン主義を通してマルクス主義を学ぶ年にしよう○反米・反帝・反植民地主義闘争を強化しよう 1924年1月21日、ヴェ・イ・レーニン(ウラジーミル・イリイチ・ウリヤノフ)が亡くなった。54歳、早すぎる死であった。それから100年が経った。 レーニンは、帝国主義とプロレタリア革命の時代に、マルクス・エンゲルスの政治的・理論的・思想的見解を継承し発展させた革命家であり理論家である。ロシアにおいてマル...