レーニン没後100年(2)―2024国際女性デーを迎えて―
ジョー・ペイトマン著 『ヴェ・イ・レーニン、「女性問題」を語る』を読む 今年の3・8国際女性デーはレーニン没後100年と重なる。女性の非正規雇用、貧困女性が急増し、女性に対する階級差別と性差別が深刻化の一途をたどり、ジェンダー平等が社会政治問題の焦点の一つとして急浮上する中で、女性解放理論の重要性が増している。昨年には、私たちも強く主張してきた「同意のない性行為は犯罪」であることを明記した刑法改正...
レーニン没後100年――連載にあたって
○レーニン主義を通してマルクス主義を学ぶ年にしよう○反米・反帝・反植民地主義闘争を強化しよう 1924年1月21日、ヴェ・イ・レーニン(ウラジーミル・イリイチ・ウリヤノフ)が亡くなった。54歳、早すぎる死であった。それから100年が経った。 レーニンは、帝国主義とプロレタリア革命の時代に、マルクス・エンゲルスの政治的・理論的・思想的見解を継承し発展させた革命家であり理論家である。ロシアにおいて...
【中国共産党第20回大会】
帝国主義と異なる社会主義「現代化」を誇示―略奪・収奪ではなくウィンウィン・相互協力―侵略・内政干渉ではなく平和共存・「平和的発展」
10月16~22日、中国共産党第20回全国代表大会(以下、20回大会)が開催された。日本のメディアは、「異例の3期目」「独裁体制」「国際ルール破壊が強まる」などと反中・嫌中を煽り立てる「習近平独裁」批判一辺倒であった。この点では、「覇権主義」「大国主義」と悪罵を浴びせ、中国敵視を露わにする日本共産党など、大多数の日本の左翼諸党派も同様である。 20回大会は、米帝一極支配に対抗するいかなる方針を打ち...
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