
マドゥーロ:歴史的な大逆転勝利の10年
【第1部】米帝主導の「カラー革命」に劇的勝利反米・反帝の社会主義指向ボリバル革命断固支持「食料不足」策動=議会クーデターを撃破 米帝と反革命勢力は、2014年末からの石油価格急落をチャンスと捉えた。国家財政を石油収入に依存するベネズエラを崩壊させることができると考えたのだ。 米政府と反革命オリガーキーが勝負に出る。一方で、食料輸入を独占するオリガーキーが人為的な「食料不足」を作り出し、他方で、15...

英国は劣化ウラン弾をウクライナに送るな、使うな武器を送るな 直ちに停戦し、政治解決せよ
3月20日、英国防省のゴールディ国防閣外相は議会でウクライナにチャレンジャー2主力戦車とともに劣化ウラン砲弾を送ると発表した。イラク侵略戦争開始20年にあたるこの日、英政府はウクライナ戦争エスカレートにさらに一歩を踏み出した。 英国のこの措置に対して、ロシアは非難を強めている。ロシアのプーチン大統領は習近平主席との会談の中で「西側が核の材料を使用しはじめたとして対応を取らざるをえない」と発言した。...

反米・反帝の英雄チャベス 没後10年チャベスは死なず、増殖する!
今年の3月5日はチャベスが亡くなってちょうど10年にあたる。この記念すべき年をマドゥーロ大統領とベネズエラ人民は、米帝の全面封鎖をはね返しながら、かつてない前進と高揚感の中で迎えている。2022年、ベネズエラは2桁台の奇跡的な経済回復を遂げた。ハイパーインフレも沈静化している。国民議会を牛耳ってきた反革命野党も分断し、議会を奪還した。今年1月12日、マドゥーロ大統領は、国民議会で全人民への年次メッ...

【第97号主張】
米日帝国主義の好戦性の異常な高まりと反戦運動の任務
○バイデン=岸田は「台湾有事」挑発をやめよ○対中軍拡反対 軍事費倍増反対○沖縄・南西諸島・本土全体を戦場にするな 米帝一極支配復活の野望と反戦運動の基本的任務(1) われわれは今、世界的激動のどのような位置にいるのか。――米帝国主義は、ロシアを挑発し、ウクライナ侵攻に追い込み、それを利用して軍事覇権を世界中に拡大している。ロシア軍を敗北させ、対ロ制裁でロシア経済を破綻させようとしている。NATO諸...

米国のシリア侵略戦争10年
米軍はシリアと中東から全面撤退せよ
対シリア経済制裁を撤廃せよ
この3月、日本のメディアは特集記事を組んだ。「シリア内戦10年 40万人死亡、避難民1000万人超 アサド政権 続く恐怖支配」(産経3・16)、「アサド氏強権 国民困窮 政権批判し拷問・食料高騰33倍」(読売3・17)、「シリア 終わらぬ人道危機 犠牲38万人 故郷帰れぬ難民」(朝日3・22)等々。いずれもアサド独裁批判に終始し、誰がこの悲惨をもたらしたかには全く触れない。米軍も、米の経済制裁も一...