
現代帝国主義研究 (連載その1)
『ハイパー帝国主義:危険な退廃的新段階』(上)
―途上国人民からの視点を貫く―
――連載にあたって――レーニンの『帝国主義論』を復活させよう(1) われわれは、「途上国収奪の定量的分析」に続いて、現代帝国主義に関する世界のマルクス主義者による研究を紹介していく。 現代帝国主義は、マルクス・レーニン主義の理論的・イデオロギーをめぐる左右の偏向の集中点である。右からの現代帝国主義否定論は、随分以前から、社会民主主義化した世界の一部共産党によって取り入れられた。世界は無性格な「独立...

米=イスラエルは「停戦」を厳守せよ。侵略するな
ガザ大虐殺をやめよ。封鎖を解除し、食糧を入れろ。
今回の「停戦」はイランの勝利である。われわれは、これを歓迎する。同時にそれは、中国、ロシアを先頭に政治的外交的対抗軸で支援したグローバル・サウスの勝利であり、イラン侵略に反対した世界的な反米・反帝の反戦運動の勝利である。

米帝国主義は参戦するな!
イランへの脅迫をやめろ!
イスラエル帝国主義はイラン侵略を中止せよ!
イラン・中東情勢は一気に緊迫している。中東はかつてない戦争の危機、戦争の脅威の下にある。トランプは戦争脅迫をやめよ。米軍は中東から引き揚げよ。ヨーロッパも加担するな。西側帝国主義は戦争を弄ぶな。今こそ、米=イスラエルに矛先を集中した反米・反帝、反イスラエルの反戦運動を強化しよう。

ベトナム南部解放=民族再統一50周年を祝う
最大最強の米帝国主義を史上初めて敗北させた戦争
ベトナム戦争勝利50周年 今年の4月30日はベトナム戦争勝利の50周年である。われわれはベトナム戦争を忘れないし、許さない。この戦争を忘れ、許す者と闘う。この戦争の最大の教訓は、米帝とそれに追随する国を平和の敵、人類の敵と見なして闘うことである。 ベトナム共産党中央委員会トー・ラム書記長は、50周年に際してベトナムの党と人民の誇り、世界の人民への感謝を述べた。「ホーチミン主席の『ベトナムは一つ、...

CELAC首脳会議から 中国・CELACフォーラムへ
社会主義中国とラ米カリブ諸国の団結強化
-ラ米カリブの米帝覇権からの脱却を中国が支援-
トランプの世界関税戦争の狙いは、台頭する中国の貿易・経済力を懲罰的関税で破壊し、同じく中国と結合して台頭するグローバル・サウスをも抑え込むというものである。だがこの狙いとは裏腹に、中国とグローバル・サウスはその全世界的な結束を一気に強化しつつある。 5月13日、「第4回中国・CELACフォーラム」が行われた。今年は、フォーラムの10周年目にあたる。CELAC(ラテンアメリカ・カリブ諸国共同体)は、...