歴史認識・戦争責任

歴史認識・戦争責任

「抗日戦争・反ファシズム戦争勝利80周年」特集にあたって
今こそ侵略と加害の歴史を直視せよ
歴史修正主義を許すな
対中戦争阻止・日中平和友好は加害の反省から始まる 

敗戦80年を迎え、日本は、加害責任と向き合い日中友好と平和共存に向かうのか、歴史の事実を否定し再び対中侵略戦争に向かうのか、歴史の転換点に立っている。 抗日戦争勝利80周年を機に、中国は戦争被害の調査・発掘を進め、記念館・博物館の整備や学校教育で、歴史の真実の掘り起こしと被害の実相継承を強化している。 一方、日本では侵略的過去を忘却・否定する動きがエスカレートしている。自民党総裁に極右の高市氏が就...
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映画『南京照相馆』(南京写真館)を観て
虐殺とその証拠を守り抜いた人々をリアルに映像化

本年は中国人民抗日戦争ならびに反ファシズム戦争勝利80周年であり、中国本土では抗日テーマの映画作品がいくつか公開されている。特に『南京照相馆』(吉祥写真館、「完全な証拠を掴んで」「動かぬ証拠を持って」)は国内外で多くの話題を呼び、東南アジア、欧米など各地で公開されている。しかし日本では一般公開されることはない。ネット配信を待ちきれず、香港の劇場へ友人と足を運んだ。 南京の郵便配達員の阿昌(苏柳昌)...
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大阪から南京大虐殺を問う

南京大虐殺は、南京に押し寄せた日本軍の許しがたい戦争犯罪である。しかし、日本軍の蛮行を支えたのは、日本国内での兵器生産と戦意高揚の世論である。現在、対中戦争準備が進む中で、戦場での軍事行動と銃後の生活が切っても切り離すことができないことを忘れてはならない。そのことを南京大虐殺時の大阪の状況から考えていきたい。南京大虐殺は大阪砲兵工廠の存在によって実行された 日本軍は、中国軍との激しい戦闘と南京大虐...
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戦後の教科書運動と加害責任

教科書運動は、戦後一貫して加害の事実を消し去ろうとする右派に対して、教科書に日本の加害の歴史と戦争責任を記述させる闘いであった。教科書の加害削除と闘った家永教科書裁判 加害記述を巡る右派との闘いは、朝鮮戦争への日本の加担と日米安保条約の締結、日本の再軍備を背景にして、右派が一斉に教科書の加害記述を攻撃したことに始まる。文部省は、南京大虐殺をはじめアジアでの侵略戦争を抹殺する検定意見をつけた。日本が...
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天皇制軍国主義敗戦80年に臨むわれわれの課題と任務

2025年は天皇制日本軍国主義の敗戦80年、絶対主義的・ファシズム的天皇制の崩壊から80年である。同時にそれは中国・台湾、朝鮮の対日戦争勝利、植民地解放80年であり、世界的に見れば反ファシズム戦争勝利80年の節目の年だ。そして原爆投下80年でもある。われわれは、日本の敗戦80年にあたり、天皇制軍国主義日本とファシズム敗北の世界史的意義を踏まえ、今年われわれが直面している闘争課題と任務、その意義を明...
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