歴史認識・戦争責任

歴史認識・戦争責任

教科書運動:2024年中学校教科書採択
育鵬社・自由社・令和書籍を不採択に

今年4月から2025年度使用中学校教科書採択が始まった。教科書運動は、8月の教育委員会議での採択まで、教科書の内容批判と教科書アンケートの呼びかけ、教科書採択制度の民主化・透明化と政治介入の阻止を求めて運動を強めている。 2020年の教科書採択では育鵬社の全国採択率は歴史で約1%、公民で約0.5%(自由社公民は公立学校で0%)となり、全国の教科書運動が歴史的勝利を勝ち取った。今年の採択では、前回の...
歴史認識・戦争責任

関東大震災100年、植民地支配と大虐殺の真実を問う 虐殺の真相糾明と謝罪・賠償を政府に迫ろう

1923年9月1日、最大震度7、マグニチュード7・9の巨大地震が関東地方を襲った。被災地域は南関東一円から東海地方に至る東京府と周辺9 県という広範囲に及び、死者は10万5千人(9割が焼死)以上、全焼・全壊家屋は29万棟以上にのぼったと推計されている(2009年「中央防災会議災害教訓の継承に関する専門調査会による調査報告書」等)。この大災害の渦中に、当時の政府・軍・警察・自警団と日本の民衆によって...
私たちの主張

【103号主張】
沖縄を再び戦場にするな
日本列島を攻撃基地にするな
沖縄人民と共に対中戦争計画を阻止しよう

南西諸島の軍事要塞化 戦時さながらの住民避難訓練 (1) 南西諸島で戦時下のような戦争準備が始まった。宮古・八重山では12万人の住民全員を「退避」させる(島外に追い出す)計画が進められている。戦争が起こることを前提に、邪魔になる子どもや高齢者など島民を送り出す。かつて沖縄戦でやった「住民疎開」の再現だ。ミサイルの撃ち合いを前提に「シェルター作り」が推奨され、それで命が守れるかのように宣伝されている...
歴史認識・戦争責任

韓国・徴用工問題
中国包囲網のための「解決策」強要を許すな
日本政府・企業は、謝罪し、賠償に応じよ

米バイデン政権は、中国に対する包囲網を形成することに最大の力を注いでいる。韓国・尹錫悦政権による、徴用工問題の「解決策」の発表もその1つである。日米韓による包囲網を形成する上で、最大の障害となっていた日韓の対立を解消することがどうしても必要だったのだ。バイデン政権は日韓関係を改善するよう尹政権に圧力をかけ、日本はそれに乗じて韓国に屈辱的な「解決策」を受け入れさせたのである。 「解決策」は、日本企業...
私たちの主張

【第101号主張】対中戦争準備阻止、「安保3文書」撤回
沖縄の闘い、9条改憲阻止の闘いと結び付けよう

敗戦78年――戦前に続く2度目の対中戦争を許すな (1) 岸田首相は施政方針演説で、「今は明治維新と敗戦に続く歴史の転換期だ」「われわれは再び歴史の分岐点に立っている」と宣言した。この「歴史の転換点」という認識の柱にあるのが「安保3文書」である。明らかに、米政府・軍の中国侵攻計画に同調し、参戦する決意を語ったものだ。 昨年12月に閣議決定した「安保3文書」は中国との戦争を準備するもので、従来の軍事...
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