違憲の対中先制=長距離攻撃兵器導入反対
岸田政権の「戦争国家」化阻止
平和外交に転換せよ沖縄・日本本土を戦場にするな
岸田政権は、安倍政権でもできなかった、日本の軍事戦略を根本的に転換する方向へ舵を切ろうとしている。それは対中軍拡を、先制攻撃を軸に再編しようとするものだ。安倍軍拡は、米軍の対中攻撃に集団的自衛権行使で援護・参戦するというものであったが、岸田軍拡は、日本(沖縄・本土)と自衛隊が先兵になり、中国に先制攻撃するというものである。日本が先制攻撃すれば日本を戦場にさらす危険が格段に増す。安倍軍拡を上回る新次...
戦争拡大スパイラル阻止!
即時停戦を ―ウクライナ反戦の新しい緊急課題―
停戦・和平反対の言論・イデオロギーと闘おう ウクライナ戦争は非常に危険な段階に ウクライナ戦争は新しい非常に危険な段階に入っている。米・NATO・ウクライナ軍の9月の電撃的進撃、ノルドストリーム、クリミア橋へのテロ攻撃が相次いでいる。戦争が拡大スパイラルの兆候を示している。モスクワの米国大使館は9月28日に、イタリア大使館は翌29日に、ポーランド外務省も9月27日に、自国民にロシアを緊急に離れるよ...
(第97号主張の疑問に答えて)
米政府・議会はなぜ「台湾有事」を仕掛けようとしているのか?
対ロ・対中を同時に進める米国の異常な戦争構造を暴く
私たちは、前号の主張「米日帝国主義の好戦性の異常な高まりと反戦運動の任務」で、「台湾有事」の現実的危険について様々な角度から論じた。2000年代に入ってから米国が侵略してきたのはアフガニスタン、イラク、リビア、シリアなど小国であった。それでも戦争は泥沼化し、敗退した。にもかかわらず、今度はロシアに加えて同時に、大国中国と戦争を構えるというのだ。米国のこの異常な侵略性、好戦性の背景にはいったい何があ...
ペロシ米下院議長の訪台を糾弾する
○「一つの中国」原則を踏みにじるな○「台湾有事」挑発を即刻中止せよ バイデン政権もペロシ訪台を支持・支援。対中挑発に利用 (1) 米国下院議長ナンシー・ペロシが8月2日、米空軍機で台湾に入った。「一つの中国」政策を空洞化させ、台湾独立派を鼓舞し、中国の国家分裂を煽動することが目的だった。われわれは、米国による対中内政干渉、国家分裂策動に強く抗議する。国家主権、領土主権の侵害を厳しく糾弾する。 ペロ...
【第97号主張】
米日帝国主義の好戦性の異常な高まりと反戦運動の任務
○バイデン=岸田は「台湾有事」挑発をやめよ○対中軍拡反対 軍事費倍増反対○沖縄・南西諸島・本土全体を戦場にするな 米帝一極支配復活の野望と反戦運動の基本的任務 (1) われわれは今、世界的激動のどのような位置にいるのか。――米帝国主義は、ロシアを挑発し、ウクライナ侵攻に追い込み、それを利用して軍事覇権を世界中に拡大している。ロシア軍を敗北させ、対ロ制裁でロシア経済を破綻させようとしている。NAT...