むつ使用済み燃料中間貯蔵施設
搬出先はなく核のゴミ捨て場と化す燃料の搬入反対
中間貯蔵・乾式貯蔵による原発の延命を許すな!
青森県むつ市に建設中の原発の使用済み燃料の中間貯蔵施設(リサイクル燃料備蓄センター)について、事業者及び東電は、柏崎刈羽原発から使用済み燃料を搬入する3年間の実施計画を提示した。最初の搬入は今年7~9月と迫っている。現在、地元の合意が問題となっており、青森県、むつ市と事業者が結ぶ安全協定案について、5~6月にかけて議会等への説明・質疑が行われ、7月には県民説明会が予定されている。6月5日には市民団体と資源エネルギー庁・原子力規制庁との政府交渉が全国各地をオンラインで結んで開催された。
福島原発事故13年:現在も続く深刻な汚染と帰還強要
次の「過酷事故」に備え被害隠蔽と責任逃れ 能登半島沖地震は、第二第三のフクイチ原発事故が日本中でいつ起こっても不思議ではないことを明らかにした。地震、津波で陸・海・空全ての避難経路は絶たれた。避難計画は全くのフィクションに過ぎないことを見せつけた。原子力規制委員会はこの事態にたいし「自然災害復旧を優先する」と堂々と言明した。周辺住民は屋内退避すらできないなかで深刻な初期被ばくは甘受しろと居直った...
能登半島地震と原発:もう止めるしかない!避難できず大量の被ばくが強いられ 全ての原発を止めて活断層の再評価と再審査を!
【1】背筋が凍る…もし原発が動いていたら (1)震源に原発建設予定地があった 震源となった石川県珠洲市には珠洲原発の建設計画があった。過疎脱却を目的に1975年に計画が浮上。当初は、北陸電力・中部電力・関西電力が共同で、出力合計1000万kw級にする計画だった。1990年代には、関西電力と北陸電力が高屋地区、中部電力が寺家地区で、100万kw級の原発を2機ずつ建設する計画となった。 高屋地区、寺...
汚染水かぶり事故が顕在化
ALPS汚染水処理の本質的危険性
〇国と東電は廃炉計画を見直すべきだ 10月25日、福島第一原発の放射能汚染水を処理する増設ALPSの配管洗浄中に44億Bq/Lの放射能を含む硝酸液のホースが外れ、4名の作業者が身体汚染する事故が発生した。4名は身体除染を行うも、直接汚染水を浴びた2名は汚染度が管理区域退出基準まで下がらず、福島医大へ搬送され入院するという重大事故が発生したのである。福島原発事故直後の2011年3月、事故対応をして...
【第105号主張】
福島第一原発放射能汚染水の海洋放出を即刻中止せよ!
汚染水問題を反中宣伝にすり替えるな!
「海洋放出ありき」で強行した 岸田政権の暴挙 (1) 岸田政権は10月5日、第2回目の福島第一原発汚染水の海洋放出を強行した。8月24日に汚染水放出に踏み切った政府・東電は、9月11日までの間に7800トンを放出した。紛れもなく放射能に汚染された汚染水の海洋放出であり、国際条約で禁じられている放射性廃棄物の海洋投棄であり、海洋汚染をもたらす環境破壊行為である。 岸田政権とメディアは一体となって、...
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