医療・社会保障・教育

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2024年中学校教科書採択結果
運動の力で育鵬社はさらに減少 消滅まであと一歩

今年の中学校教科書採択が終わった。今年の教科書運動の最大の目的は、令和書籍が検定合格したことにより3社となった右派教科書の採択を許さないこと、とりわけ育鵬社を2020年採択(歴史約1%、公民約0・4%)よりも激減させることであった。 今年の中学校採択は、複雑な政治状況の中で行われた。岸田政権は、対中戦争準備の一環として教科書の右傾化を一気に進めようと令和書籍を検定合格させた。右派教科書を推進した自...
歴史認識・戦争責任

教科書運動:2024年中学校教科書採択
育鵬社・自由社・令和書籍を不採択に

今年4月から2025年度使用中学校教科書採択が始まった。教科書運動は、8月の教育委員会議での採択まで、教科書の内容批判と教科書アンケートの呼びかけ、教科書採択制度の民主化・透明化と政治介入の阻止を求めて運動を強めている。 2020年の教科書採択では育鵬社の全国採択率は歴史で約1%、公民で約0.5%(自由社公民は公立学校で0%)となり、全国の教科書運動が歴史的勝利を勝ち取った。今年の採択では、前回の...
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【教科書運動】育鵬社(歴史・公民)、日本教科書(道徳)NO!
小学校採択状況と来年の中学校採択に向けた課題

今年、全国の市町村教育委員会で2024年度から使用される小学校教科書採択が行われた。教科書採択は、教科書検定によって国家による統制を受けた教科書を、各地の教育委員会が独自に採択していくものである。領土問題や歴史認識、安全保障の分野での国家統制は強いが、教科書会社の努力により濃淡はある。教科書運動は、教科書検定基準の問題点を指摘しながら、教科書内容の改善を求め「よりよい教科書」の採択を求めてきた。 ...
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2023年小学校教科書採択
来年の中学校採択に向けて採択の民主化を闘いとろう!

2023年4月から、2024年度使用の小学校教科書採択が始まっている。7月後半から8月にかけて、各地の教育委員会議で続々と教科書の採択が行われており、大阪でもすでに半数以上の教科書が決まった。残る教育委員会議の傍聴を呼びかけるとともに、採択後に情報公開を行い、政治介入によって採択がゆがめられていないかどうか、採択の透明性は保障されていたかどうか、詳細な分析を行うことを呼びかけたい。 政府見解を書か...
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健康保険証廃止阻止「資格確認書」にも反対政府
財界による個人情報の完全掌握に反対しよう

「資格確認書」に騙されてはならない  岸田首相は8月4日、苦し紛れに「資格確認書」の自動交付という方針を打ち出した。野党や国民の大多数から批判されている24年秋に健康保険証を廃止する方針を撤回しなかった。廃止延期も明言せず、あくまでも強行突破する構えだ。しかし、健康保険証廃止の撤回・延期を求める声が7割を超え、内閣支持率が急落(支持28%、不支持65%、毎日新聞ほか)している。この問題は岸田政権の...
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