『コミュニスト・デモクラット』第98号(2022年8月10日発行)
■岸田政権は、安倍国葬の閣議決定を撤回せよ ■ペロシ米下院議長の訪台糾弾 ■大阪維新は21万筆のカジノ住民投票要求を封殺 ■《主張》安倍国葬中止・軍事費倍増反対・人民生活防衛を結び、岸田政権と闘おう ・(前号の疑問に答えて)米はなぜ「台湾有事」を仕掛けようとしているのか?■反戦平和 ・(沖縄現地から)「復帰50年!県民大会」/伊波さん僅差で勝利■反原発闘争 ・福島原発放射能汚染水海洋放出に反対/田...
【第98号主張】
安倍国葬中止、軍事費倍増反対、
人民生活防衛を結び、岸田政権と闘おう
国葬、統一教会、軍拡、新型コロナ感染拡大で岸田政権を徹底追及しよう! 参院選大勝から一転、守勢に立たされる岸田政権 7月の参院選で、自民党は大勝し、改選議席125の過半数63を単独で獲得した。公明、維新、国民を加えた改憲政党の議席は3分の2を超えた。岸田首相は参院選後の会見で、臨時国会にむけ議論をリードし、早期に改憲を発議する方針であることを明らかにした。参院選勝利の勢いの中で、選挙期間中に殺害...
コロンビア:米帝のラ米カリブ支配最大の拠点で反帝・民族解放の統一戦線政権樹立
8月7日、ペトロ大統領・マルケス副大統領の就任式が行われ、コロンビア初の左翼政権が誕生した。さまざまな妨害や暗殺の危険を乗り越えての快挙である。その基本性格は、反米反帝・反ネオリベ・民族解放の統一戦線政権である。それは、コロンビアにとってだけでなくラ米カリブ全体にとっても画期的な意義をもつ。第一に、ラ米カリブにおける米帝国主義の政治的軍事的橋頭堡で、ラ米で唯一のNATOグローバル・パートナーシップ...
(第97号主張の疑問に答えて)
米政府・議会はなぜ「台湾有事」を仕掛けようとしているのか?
対ロ・対中を同時に進める米国の異常な戦争構造を暴く
私たちは、前号の主張「米日帝国主義の好戦性の異常な高まりと反戦運動の任務」で、「台湾有事」の現実的危険について様々な角度から論じた。2000年代に入ってから米国が侵略してきたのはアフガニスタン、イラク、リビア、シリアなど小国であった。それでも戦争は泥沼化し、敗退した。にもかかわらず、今度はロシアに加えて同時に、大国中国と戦争を構えるというのだ。米国のこの異常な侵略性、好戦性の背景にはいったい何があ...
ペロシ米下院議長の訪台を糾弾する
○「一つの中国」原則を踏みにじるな○「台湾有事」挑発を即刻中止せよ バイデン政権もペロシ訪台を支持・支援。対中挑発に利用 (1) 米国下院議長ナンシー・ペロシが8月2日、米空軍機で台湾に入った。「一つの中国」政策を空洞化させ、台湾独立派を鼓舞し、中国の国家分裂を煽動することが目的だった。われわれは、米国による対中内政干渉、国家分裂策動に強く抗議する。国家主権、領土主権の侵害を厳しく糾弾する。 ペロ...
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