CD118

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『コミュニスト・デモクラット』第118号(2025年12月10日発行)

コミュニスト・デモクラット』第118号 2025年12月10日発行 目次(全60ページ)■トランプはベネズエラから手を引け ■ガザの植民地化ではなく、パレスチナの民族自決を ■《主張》高市軍国主義と闘おう■《特集》高市ネオファシズム政権と闘おう  ・特集にあたって~対中反戦と人民生活防衛を結合して闘おう ・(解説)台湾は「核心的利益の核心」/両岸統一は中国人民の悲願 ・高市政権の軍拡と戦争国家化の...
私たちの主張

【主張】
高市軍国主義と闘おう
○「対中戦争」発言を撤回し辞任せよ
○先制攻撃計画を撤回し、日中平和友好に転換せよ

高市発言は「台湾有事」先制攻撃宣言(1) 高市首相は11月7日、歴代の現職総理が誰一人として口にしなかった「台湾有事は日本有事」論を開陳し、対中侵略戦争の野望を露わにした。就任後わずか2週間でネオファシズム政権の本性をむき出しにした。まるで台湾を日本の領土のように扱い、中国が台湾を統一すれば武力侵攻すると宣言したのだ。それは台湾統一を許さないという究極の内政干渉である。アヘン戦争以来の中国人民の悲...
ラテンアメリカ

トランプはベネズエラから手を引け
○国際法違反の空域封鎖を撤回せよ
○ボート乗組員の超法規処刑は戦争犯罪だ
○米艦隊はラ米カリブから撤収せよ

Ⅰ(1) 米帝国主義のベネズエラ攻撃が切迫している。トランプは12月2日、ホワイトハウスの閣議で「地上攻撃が間近である、地上の方が攻撃しやすい。目標はわかっている」とベネズエラを軍事脅迫した。攻撃目標はベネズエラだけでなくコロンビアなども含まれるとも述べた。11月27日にも地上攻撃に言及している。トランプは11月24日に、実在しない「太陽のカルテル」をベネズエラのテロ組織と認定し、マドゥーロ大統領...
パレスチナ連帯

国連安保理決議2803に反対する
ガザの植民地化ではなく、パレスチナの民族自決を

ガザの新しい植民地支配=トランプ「和平計画」 11月17日、国連安全保障理事会は、米トランプ政権が主導するガザの「和平計画」を支持する決議2803を採択した。棄権した中国、ロシアを除く安保理理事国が決議に賛成した。安保理は停戦後の暫定的な統治を監督する「平和評議会」、停戦や治安の維持を担う「国際安定化部隊(ISF)」についても設立を承認した。ISFがガザの「非軍事化」とハマスの武装解除を担う。 ト...
歴史認識・戦争責任

【解説】台湾は「核心的利益の核心」
両岸統一は中国人民の悲願

高市首相の「台湾有事は日本有事」発言に対し、中国は「核心的利益」に公然と挑戦するものだと厳しく批判した。発言撤回まで手を緩めない断固とした姿勢だ。中国が主張する、台湾問題が「核心的利益の中の核心」とはどういうことか?中国にとってそれは何故、絶対に妥協することができない一線なのか? そこには二重の意味がある。第1に、台湾が中華人民共和国の不可分の一部であるという「一つの中国」原則である。国家主権と領...
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