CD115

ラテンアメリカ

ベネズエラ国民議会選挙・州選挙
マドゥーロ与党連合圧勝
社会主義コムーナ国家へ前進

ボリバル革命与党連合の結束と圧勝 5月25日、ベネズエラで国民議会選挙と州選挙が行われ、54政党が参加した(うち与党連合はPSUV+12政党)。反政府勢力は極右がボイコットを主張し、参加した野党は3つに分裂した。(地方選挙は4年ごと、国民議会選挙は5年ごとで、今年はそれが一緒になった。市町村選挙は7月に行われる。) 昨年7月の大統領選挙で勝利したマドゥーロ大統領は、ベネズエラ社会主義統一党(PSU...
途上国収奪分析

途上国収奪の定量的分析(連載その5・完)
ギレルモ・カルチェディ、マイケル・ロバーツ氏の研究4つの経路を通じた途上国からの剰余価値収奪を解明

はじめに これまでアンドレア・リッチ氏、ジェイソン・ヒッケル氏らの不等価交換研究を紹介してきた。今回は、シリーズの最後として、ギレルモ・カルチェディ、マイケル・ロバーツ両氏の論文『現代帝国主義の経済学』を紹介する。共にマルクス主義経済学者であり、特にマイケル・ロバーツ氏は、マルクスの利潤率の傾向的低下法則の理論的・実証研究で有名である。我々も氏から学び、自身の経済恐慌論、「特殊な慢性不況論」、資本...
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