『コミュニスト・デモクラット』第100号(2022年12月10日発行)
■軍事費増税を許すな 岸田政権を追い込み打倒しよう ■違憲の対中先制攻撃兵器導入反対 ■《主張》岸田政権・財界の首切り自由化政策に反対しよう ■反戦平和 ・社会主義中国を主敵に据える米の戦争計画・(沖縄から)民間船を借り上げ日米統合軍事演習、他■反原発闘争 ・「次世代炉」への建て替え反対・あまりにも簡易な検査と除染~美浜原発事故想定の防災訓練・COP27 中国・途上国・NGOの力で賠償基金創設へ■...
キューバ:第22回共産党・労働者党国際会議
米帝狂暴化に抗して反米・反帝で団結を訴える第22回共産党・労働者党国際会議
今会議のスローガン「私たちは団結して一層強くなる」は、特別な意味をもっている。国際情勢が、激動の真っ只中、米帝国主義の凶暴性、攻撃性が強まり世界の平和と安定への脅威が増す中で、さらに帝国主義による共産主義・進歩勢力に対する分断が図られる中で、世界の共産党と労働者党は団結を強化するための集団行動の枠組みをいかに確立して立ち向かうのか、が最大の課題となった。そのために、米帝との64年もの長期にわたる闘...
【中国共産党第20回大会】
帝国主義と異なる社会主義「現代化」を誇示―略奪・収奪ではなくウィンウィン・相互協力―侵略・内政干渉ではなく平和共存・「平和的発展」
10月16~22日、中国共産党第20回全国代表大会(以下、20回大会)が開催された。日本のメディアは、「異例の3期目」「独裁体制」「国際ルール破壊が強まる」などと反中・嫌中を煽り立てる「習近平独裁」批判一辺倒であった。この点では、「覇権主義」「大国主義」と悪罵を浴びせ、中国敵視を露わにする日本共産党など、大多数の日本の左翼諸党派も同様である。 20回大会は、米帝一極支配に対抗するいかなる方針を打ち...
【第100号主張】
岸田政権・財界の首切り自由化政策に反対しよう
政府・財界が首切り自由化政策導入を計画(1) 政府・財界が強行し始めているのに、野党もメディアもほとんど批判しない、扱わない反労働者政策が動き始めている。かつてない首切り自由化政策だ。首切り自由は、長年、政府・財界が思い描いてきた新自由主義労働政策の究極目標である。 岸田首相は今臨時国会の所信表明で、自らの「新しい資本主義」の主要な柱として「労働移動の円滑化」「人への投資」を前面に押し出し、「雇用...
ブラジル大統領選:決選投票でルーラ勝利 ファッショ化を阻止 クーデター策動を封じ、反帝反ネオリベ推進へ
10月30日のブラジル大統領選決選投票は、50・90%対49・10%でルーラが勝利した。僅差での勝利だった。予想通り、ボルソナロ支持者が主要都市で幹線道路を封鎖して抗議行動を行なったが、クーデターを画策していた当のボルソナロが動かなかった。否、動けなかった。なぜか? ここに現在のブラジルと世界の政治的力関係が微妙に働いている。 何よりも、投票の数字以上に、ブラジルの反ファッショ闘争が勢いを増してい...
タイトルとURLをコピーしました