
ポルトガル革命50周年(前編)
〇500年の植民地支配と半世紀のファシズム支配に終止符
〇米帝・西欧列強と独占資本の謀略と反革命干渉に抗して
〇若手将校・兵士の軍隊運動と民衆蜂起が結合
ポルトガル共産党の4月革命記念集会(2024年4月7日) はじめに――4月革命50周年を数十万の民衆が全土で祝う 今年はポルトガル4月革命50周年である。首都リスボンで数十万の労働者・人民大衆が街頭に進出した。ファシスト独裁政権打倒後最大規模の一大デモンストレーションとなった。共産党、左翼ブロック、社会党からなる「4月25日民衆記念行事推進委員会」が主催した。「4月革命の精神は生きている」と叫び、...

ディエンビエンフーの勝利70年を祝う
民族解放の新しい時代を切り開く
5月7日、ベトナムは、全人民がディエンビエンフー戦勝70周年を祝った。党と政府、国会、ディエンビエン省、ベトナム祖国戦線が式典を盛大に開催し、パレードには1万2000人以上が参加した。 われわれの古い世代にとって、とくにベトナム反戦を闘った者にとって、1975年4月30日のサイゴン(現在のホー・チ・ミン市)解放=南ベトナム解放の記憶は今なお鮮明である。しかし、その土台、出発点は、さらに21年前の1...

パレスチナ人民会議の閉会声明
5月24~26日、デトロイトで「パレスチナ人民会議」が開催された。この会議は、パレスチナ民族解放の闘いを前進させるために、パレスチナ青年運動、人民フォーラム、ANSEWR連合など北米の組織が召集した。会議には、全米に広がる学生主導のガザ連帯野営地運動を背景に、全米各地から3500人以上が参加、オンラインでは実に数万人が参加した。会議は「閉会声明」で、イスラエルのラファ攻撃に抗議し、即時停戦とガザ封...

第1回「パレスチナのための世界反アパルトヘイト会議」
『イスラエルの入植者植民地主義、アパルトヘイト、ジェノサイドに関するヨハネスブルグ宣言』 5月10~12日、南アフリカのヨハネスブルグで第1回「パレスチナのための世界反アパルトヘイト会議」が開催された。この会議は、「パレスチナ人民に対するイスラエルの犯罪責任を追及し、ヨルダン川から地中海に至るまでのイスラエルのアパルトヘイトを解体するために取り組む、世界的な反アパルトヘイト運動の動員の基礎を築くこ...

『コミュニスト・デモクラット』第108号(2024年4月10日発行)
■イスラエルは恒久停戦を受け入れよ ■戦争国家化と人民収奪推進の後半国会に怒りの拳を ■主張:日本軍国主義の新段階と闘おう 対中安保体制の大転換を許すな ■戦争と軍需に群がる軍需産業=「死の商人」の本性 ■反中・戦争プロパガンダ批判