反戦平和運動

反戦平和運動

解説:米国際戦略研究所(CSIS)報告恐るべき対中戦争計画

○26、27年に米日が中国に軍事衝突を仕掛ける○日本が対中戦争の最前線に―「安保3文書」と一体[1]誰が、何のために書いた報告書か?(1)メディアの対中戦争誘導を批判しよう 米国の国際戦略研究所CSISは1月9日に報告書「次の戦争の最初の戦い――中国による台湾侵攻を想定した机上演習」を公表した。英語で机上演習は「ウォーゲーム」と言う。米軍や米軍産複合体は、まさにゲーム感覚で、戦争計画を立てているの...
反戦平和運動

米の新たな戦争計画(NSS2022)
対中国主敵論を前面に
社会主義中国の「平和的台頭」に階級的恐怖

社会主義中国を戦略的主敵に据える バイデン政権は10月12日に、就任以来初めての「国家安全保障戦略」(NSS2022)を公表した。このNSS戦略の第1の特徴は、改めて中国を戦略的主敵に据えたことだ。最大のライバル、唯一の競争相手、国の総力を挙げて蹴落とすべき敵として中国を挙げている。ロシアについては、「直接的な脅威」としながらも、中国に次ぐ脅威としている。 NSS報告は、中国を「国際秩序を再構築す...
反戦平和運動

違憲の対中先制=長距離攻撃兵器導入反対
岸田政権の「戦争国家」化阻止
平和外交に転換せよ沖縄・日本本土を戦場にするな     

岸田政権は、安倍政権でもできなかった、日本の軍事戦略を根本的に転換する方向へ舵を切ろうとしている。それは対中軍拡を、先制攻撃を軸に再編しようとするものだ。安倍軍拡は、米軍の対中攻撃に集団的自衛権行使で援護・参戦するというものであったが、岸田軍拡は、日本(沖縄・本土)と自衛隊が先兵になり、中国に先制攻撃するというものである。日本が先制攻撃すれば日本を戦場にさらす危険が格段に増す。安倍軍拡を上回る新次...
ウクライナ

戦争拡大スパイラル阻止!
即時停戦を ―ウクライナ反戦の新しい緊急課題―

停戦・和平反対の言論・イデオロギーと闘おうウクライナ戦争は非常に危険な段階に ウクライナ戦争は新しい非常に危険な段階に入っている。米・NATO・ウクライナ軍の9月の電撃的進撃、ノルドストリーム、クリミア橋へのテロ攻撃が相次いでいる。戦争が拡大スパイラルの兆候を示している。モスクワの米国大使館は9月28日に、イタリア大使館は翌29日に、ポーランド外務省も9月27日に、自国民にロシアを緊急に離れるよう...
反戦平和運動

(第97号主張の疑問に答えて)
米政府・議会はなぜ「台湾有事」を仕掛けようとしているのか?
対ロ・対中を同時に進める米国の異常な戦争構造を暴く

私たちは、前号の主張「米日帝国主義の好戦性の異常な高まりと反戦運動の任務」で、「台湾有事」の現実的危険について様々な角度から論じた。2000年代に入ってから米国が侵略してきたのはアフガニスタン、イラク、リビア、シリアなど小国であった。それでも戦争は泥沼化し、敗退した。にもかかわらず、今度はロシアに加えて同時に、大国中国と戦争を構えるというのだ。米国のこの異常な侵略性、好戦性の背景にはいったい何があ...
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